足の5大トラブルで紹介した5つのトラブル以外にも、主に痛みについての大きな足のトラブルが3つあります。ここでは「NEW!! 足の3大トラブル」と題して、ご紹介したいと思います。
(1)足の裏やかかとの痛み
足底腱膜炎(ソクテイケンマクエン・・・足の裏やかかとまわりに痛みが出る症状)
踵骨棘(ショウコツキョク・・・かかとの骨からトゲのように軟骨が飛び出る症状)
ランニングやテニスなどスポーツ選手や、足裏の筋力が低下した一般の方に起こりやすい。ひどいときは起床時に激痛を伴い、歩いているとしだいにやわらぐ。
足の裏にはいろんな神経、細い筋肉繊維が走っており、強い衝撃や、筋力が落ちることで、土踏まずが低下し炎症をおこす。土踏まずを起こそうとするのを助けたり、土踏まずの低下を防ぐのが中敷です。あくまで悪化を予防することが大切。(一番は安静にすること)
(2)O脚、かかとそと減り
足が外へ傾かないようにヒールカウンターのしっかりした靴でかかとをサポート、さらに、かかと外側を中敷で持ち上げる。歩き方は、少し大股でかかとから地面に着いて歩く(つま先はまっすぐに)足にあった靴をなるべく長時間履くことで、少しずつ矯正される。歩き方の癖はすぐにはよくならないが、意識するだけでも違ってくる。
ひもは常に締め直すこと。私の友人も小学生からO脚でしたが、毎日このビジネスウォーキングシューズと中敷で、かなり改善されました。(個人差あり)
(3)巻き爪、陥入爪
陥入爪(カンニュウソウ・・・爪が指の両側の肉にもぐってしまう症状)
どちらも靴が合っていないことがほとんど。足に合った靴と中敷でつま先にすき間をつくる。土踏まずを支えることにより、前にずれず爪が当たらないようにする痛みがひどい場合は、皮膚科でワイヤー治療(爪の先の白いbに穴を開けワイヤーがまっすぐになる力を利用。痛みはない)も同時に行うとよい。
爪はなるべく伸ばす。爪を切るときは四角く切り、指の形と同じぐらいにする。そうすれば、爪が伸びてきたときに肉の上に出て、まっすぐになる。