今回のコラムは「インソール(中敷き)の必要性について」ということで日本文化の流れを踏まえ説明してみたいと思います。
- ①日本と欧米の靴文化の違いについて
- ②なぜインソールが必要なのか!?
- ③足とインソールのしくみ
- ④健康寿命を延ばす!
①日本と欧米の靴文化の違いについて
日本は欧米に比べて、靴の文化がありません。
最近まで着物で下駄や、草履をはくはきもの文化です。
その為、靴やインソールの大切さについて知らない人が多いのです。
欧米には足専門(国家資格)病院靴やがたくさんがあり、足がどれほど大切かを知っています。
だから、足を計測し、足に合った靴とインソールを作るのは必然。
日本はどうでしょう?
足が痛いと整形外科でレントゲンをとって湿布もらって終わり。
それでは全く原因の解決にはなりません。また痛くなり、あきらめてしまう方がほとんど。
結果、まき爪、陥入爪、外反母趾、つま先やかかと足の裏痛み、足底筋膜炎、踵骨棘(ショウコツキョク)、
偏平足、O脚、X脚、ひざ、腰、モートン病など足のトラブルがたくさんあるのです。
足の専門医がいないためあきらめて悪化、歩けなくなり手術。これでは遅い!
靴とインソールで予防、改善できるのです!!
②なぜインソールが必要なのか!?
健康寿命をのばすために、足の健康が一番重要
足が健康であれば、ピンピンコロリンでいける。
足が悪くなると寝たきりになり、筋力低下、食欲低下、最後はベッドの上。
こうならないためにも、体のバランス、骨格が変型しないように予防、改善しましょう。
足のトラブルは、手術しても治りません。原因は靴なので、再発した方を何人みています。足に合った靴とインソールで改善することがポイント。
③足とインソールのしくみ
インソールで3つの土踏まずを整えると楽に歩けます。土踏まずは、長崎の眼鏡橋と似ています。あのアーチは上からの力を石がアーチ状にきれいに積まれていることで、支えることができます。
このアーチが足裏にカメラの三脚のように3つあり、
①よく知っている内側の縦アーチ
②小指側の縦アーチ
③親指付け根と小指付け根を結んだ横アーチ
この三つのアーチを支えてピラミッドのようにバランスよく体を支えることで、楽に歩けるのです。
④健康寿命を延ばす!
足のアーチは人によって異なります。また、その人の状態によってどれくらいのアーチが最適であるのか?という具合も異なってきます。
足のトラブルのある方も、ない方も、一日でも早く足に合った靴とインソールで、トラブルを予防、改善し、ぴんぴんコロリンでいきましょう。
みなさんの足の健康の為、楽しい未来の為、あしがるやスタッフは全力でお手伝いいたします。
どうぞお気軽にご相談ください。